循環器内科|春日駅徒歩1分|文京区・一般内科・循環器内科|本郷真砂ハートクリニック

〒113-0033 東京都文京区本郷4-20-12
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循環器内科

Cardiology

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循環器内科

循環器内科は、心臓や血管を専門とする診療科です。下記のような症状の診察を行います。

  • 胸が痛い
  • 背中が痛い
  • 動悸がする
  • 息が切れる
  • 横になると苦しい
  • ゼイゼイする
  • 足がむくむ
  • めまいがする
  • 意識が遠のく
  • 失神した
  • だるい
  • 心臓に雑音があると言われた
  • 歩くと足が痛くなる

循環器内科で扱う疾患

  • 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)
  • 不整脈(心房細動、上室頻拍、期外収縮など)
  • 心臓弁膜症
  • 心筋症
  • 心膜炎・心筋炎
  • うっ血性心不全
  • 深部静脈血栓症・肺塞栓症
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 大動脈解離
  • 大動脈瘤など

うっ血性心不全

心臓は、全身と肺に血液を送るための筋肉でできたポンプであり、平均的な体格の健康成人が安静にしているときには、1分間あたり5~6Lの血液を送り出しています。心臓は非常に予備力に優れた臓器であり、激しい運動の際には1分間あたり20Lもの血液を全身に供給することができます。

このような心臓の能力は、様々な疾患や加齢によって徐々に損なわれていきます。能力の低下が中等度までであれば、予備力が低下する程度に留まるため、日常生活を送る上で重大な支障が生じることはあまりありません。しかし、それ以上に心臓の機能が損なわれた状態になると、血流のうっ滞によって体液量が増加し、胸水や肺うっ血による呼吸困難や、下肢浮腫などの心不全症状が出現します。さらに状態が悪化すれば、全身の諸臓器が必要としている血液を十分に供給できなくなり、臓器機能が悪化します。これを低心拍出量症候群と言います。

心不全は、急激に状態が悪化する急性期(急性心不全)と、比較的安定した状態で推移する慢性期(慢性心不全)に大きく分類することができます。

急性心不全の病状は得てして深刻であり、基本的には入院が必要です。適切な治療によって一旦は改善することが殆どですが、残念ながら心不全そのものが完治することはなく、ぶり返すことがあります。また、過労や、水分・塩分の摂りすぎ、風邪、ストレス、薬の飲み忘れなどにより、心不全の症状が悪化したり、再発することもあります。その場合も、適切な治療により再度心不全は改善しますが、このような悪化と改善を繰り返すことにより、心不全はだんだん悪くなり、やがて生命を脅かします。

急性・慢性心不全診療ガイドライン

(日本循環器学会 急性・慢性心不全診療ガイドライン 2017年改定版より引用)

一方、慢性心不全の状態にある患者様については、できる限り安定した状態を維持できるように、外来にて採血や心電図、レントゲン、心エコーなどの検査を定期的に実施し、内服薬の調整等を行いながら経過を観察します。この時期に心臓の機能をさらに悪くしないためには、適切な薬物治療に加えて、禁煙や減塩、節酒、適度な運動が重要です。急性心不全をぶり返さないためには、以上の事項に加えて、過労や水分の過剰摂取を避け、風邪の予防に努めることが大切です。
当院では、病院やクリニックへの定期的な通院が困難な慢性心不全の患者様を対象として、在宅訪問診療も行っております。詳しくは在宅訪問診療のページを御覧下さい。

心房細動

心臓は左右の心房(サブポンプ)と心室(メインポンプ)の4つの部屋から構成され、心房 → 心室の順に規則正しく、1分間に約70回の収縮と拡張を繰り返すことで、全身と肺に絶え間なく血液を供給し続けています。心房細動になると、サブポンプである心房の収縮活動に異常が生じ、1分間に300回程度、無秩序に細かく震えてしまう状態となります。初めのうちは発作性に出現し、数秒~数日で停止しますが、病態が進行すると次第に持続時間や頻度が増し、持続性、永続性となっていきます。

心房細動は、心臓弁膜症や甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、高血圧症などが原因となって発症することもありますが、特に原因がない方も珍しくありません。高齢になるほど発症しやすくなることが分かっており、心臓の老化現象の一種と言えるかもしれません。診断は、心電図検査、ホルター心電図検査などによって行います。

心房細動によってメインポンプである心室まで止まってしまうようなことはまずありませんが、脈が不規則になり、多くの場合は頻脈になります。強い動悸感により、発作のたびに救急車のお世話にならざるを得ない患者さんもいらっしゃいます。また、心房細動はしばしば心不全や脳梗塞などの合併症を生じることがあり、これは健康や寿命に影響する最大の問題点となります。心房細動の治療の目的は、苦痛を伴う動悸症状を緩和し、合併症を最大限予防することにあります。

心房細動の治療には、様々な種類の薬物や、電気的除細動、カテーテルアブレーションなど、多くの武器が用意されています。患者さんごとに、病気の進行段階や、動悸や心不全症状の有無、脳梗塞の発症リスク、ご年齢や全身状態、ご希望などを踏まえつつ、最適な治療戦略を立てることが重要です。