Apple Watch等で心臓の異常を指摘された方へ

〒113-0033 東京都文京区本郷4-20-12
03-3814-1155

混雑時は出られないことがありますので、
しばらく経ってからおかけ直しください

Apple Watch で不整脈等の通知が出たら

Apple Watch等で心臓の異常を指摘された方へ

Apple Watchの通知

 Apple Watchなどのスマートウォッチで心房細動の兆候や高心拍の通知が出た方へ、循環器専門医が解説します。

Apple Watchで
心房細動や高心拍の通知が来たら?

Apple Watch

 最近では、Apple Watchなどのスマートウォッチを装着される方が増えており、当院にも、「『心房細動の兆候』という通知が届いた」と訴える患者様が数多く受診されます。このような通知は決して無視するべきではありません。当院では、こうしたデバイスからのアラートをきっかけとした受診を承りますので、ぜひご相談ください。

スマートウォッチは何を見ているのか?

 Apple Watchなどのデバイスは、手首の血流や電気信号を常にモニタリングしています。特に重要なのが「心房細動(しんぼうさいどう)」という不整脈の検知です。心房細動は、心臓の中に血栓(血の塊)を作りやすくし、それが脳に飛ぶと脳梗塞(心原性脳塞栓症)を引き起こすなど、非常に厄介な不整脈です。

 しかし、心房細動には「出たり消えたりするタイプ(発作性心房細動)」が多く存在します。「健康診断の心電図では異常なしと言われた」という方でも安心はできません。健康診断の心電図はわずか数十秒の記録であり、その瞬間に不整脈が出ていなければ「正常」と診断されてしまうからです。これに対し、スマートウォッチは24時間365日、あなたの心拍・脈拍を監視することができます。「検診では捕まえきれなかった不整脈」を、早期に見つけてくれる可能性があるのです。

受診後の流れと検査について

 「通知が来た=病気」とは限りません。接触不良や体の動きによるノイズを誤検知している可能性も十分にあります。だからこそ、「病気なのか、誤作動なのか」を専門医の目で、医学的に判定する必要があります。

 当院を受診された場合、問診や診察に加え、主に以下のような検査によって診断を行います。

12誘導心電図: まずは基本となる精密な心電図検査を行い、現在の心臓の動きや波形の異常を確認します。

ホルター心電図(24時間心電図): 通常の心電図で異常が見つからない場合、小型の心電計を装着していただきます。長時間の心電図(最長5日間)を記録して、本当に不整脈が出ているかを突き止めます。

心臓超音波検査(心エコー): 不整脈の原因となる心臓の弁の異常や、心機能の低下がないかを確認します。

「何もないこと」を確認するために

 受診の結果、「ただのノイズ(誤作動)でした」、「治療の必要ない期外収縮でした」という診断になることも多々あります。「危険な不整脈ではない」と医学的に証明されることで不安から解消され、安心して日々の生活を送ることができるようになります。

 逆に、もし本当の心房細動が見つかった場合でも、早期発見ができれば、脳梗塞を予防するお薬(抗凝固薬)や、脈を整える治療によって、健康な人と変わらない生活を送ることが可能です。最も怖いのは、通知を無視して放置し、ある日突然、脳梗塞を発症してしまうことです。

お気軽にご相談ください

 お手元のApple Watchやスマートウォッチで、

「心房細動の兆候」

「高心拍数・低心拍数」

「不規則な心拍」

などの通知が表示された際は、その記録画面(またはスクリーンショット)をお持ちの上、当院までお越しください。循環器専門医が心電図を確認し、適切な検査と治療を提供いたします。

受診をご希望の方へ

当院の受診の流れ

1

Web予約のうえご来院ください

まずはWeb予約でご都合のよい日時をお取りください。

Web予約

2

初回の診察 — 状態の確認と検査の計画

問診・診察のうえ、必要に応じて採血・心電図・胸部レントゲンなどの基本的な検査をその場で行い、状態を確認します。緊急性が疑われる場合は、直ちに近隣の高次医療機関へご紹介します。さらに検査の追加が必要な場合は、ホルター心電図(携帯型の心電計)をお持ち帰りいただいたり、冠動脈CT検査(連携医療機関で実施)などの予約を行います。

3

2回目の受診 — 心エコーと結果のご説明

後日、心臓超音波検査(心エコー・予約制)を実施します。ホルター心電図やCTなどすべての検査結果が揃ったこの日に、結果を丁寧にご説明し、今後の方針を一緒に決めていきます。

!

 当院ではセカンドオピニオン診療を行っておりません。すでに他の医療機関にて治療中の心疾患について、当院での相談を希望される際には必ず紹介状をお持ち頂きますよう、お願い致します。かかりつけの先生からの紹介状を持たず受診をされると、過去の経緯や検査結果などがまったくわからないところから手探りの診察となるため、当院にて正確な診断・治療を行うことは、却って困難になります。また、検査や治療が重複することにより、金銭面のみならず、患者様の身体面でも大きな負担が生じます。さらに健康保険側では、医療費の適正化の取り組みとして重複受診を行っている方の調査を行っており、患者様に個別に連絡が入るケースがあります。ご理解、ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

その他の検診異常については心臓の病気と検診異常のページをご覧ください。

// 20260616 肥満症関連の追加コード //↑肥満症関連の追加コード