足のむくみ(浮腫)が気になる方へ

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足のむくみが気になる方へ

足のむくみ(浮腫)が気になる方へ

足のむくみ

 「足のむくみ」が気になる方へ、当院での診療の考え方を循環器専門医が解説します。

むくみについて

 「夕方になると靴がきつくなる」、「指輪が抜けにくい」、「靴下の跡がくっきり残る」といった症状は、「浮腫(ふしゅ)」、いわゆる「むくみ」のサインです。むくみは、多くの方が経験するありふれた症状ですが、その背景には体からの重要なメッセージが隠れていることがあります。特に、これまで見たことのないほどのむくみが出現したり、急に症状が強くなった場合には注意が必要です。当院では、むくみの原因が、心配のいらない生理的なものなのか、あるいは治療が必要な病気によるものなのかを的確に診断し、患者様の不安に寄り添った診療を心がけます。

心配のないむくみ

 私たちの体では、血管から組織へ水分がしみ出し、リンパ管などを通って再び血管へ戻るという水分の循環が常に行われています。長時間の立ち仕事やデスクワーク、塩分の多い食事、アルコールの摂取、女性の場合は月経周期などが原因で、この水分のバランスが一時的に崩れると、一過性のむくみが生じます。特に、重力の影響を受けやすい足(下腿)に症状が出やすいのが特徴です。これらは生理的な変化であり、一晩眠ったり、マッサージをしたり、生活習慣を見直したりすることで改善することがほとんどです。

病気が原因のむくみ

 むくみは、心臓、腎臓、肝臓などの重要な臓器の機能が低下しているサインとして現れることがあります。これらの病気によるむくみは、放置すると生命に関わることもあるため、早期の診断と治療が重要です。

 代表的な原因疾患としては、心臓のポンプ機能が低下する心不全(息切れや横になると苦しいなどの症状を伴う)、尿として余分な水分や塩分を排泄できなくなる腎不全、血液中のタンパク質(アルブミン)が作れなくなる肝硬変、甲状腺の働きが低下する甲状腺機能低下症、足の静脈に血の塊(血栓)が詰まる深部静脈血栓症(片足だけが急にむくんで痛むのが特徴)、皮膚の感染症である蜂窩織炎などがあります。

 当院では、詳細な問診と身体診察に加え、各種院内検査(D-dimerを含やBNPを含む採血・尿検査・心電図・レントゲン・心エコー・下肢静脈エコー等)を駆使し、むくみの原因を慎重に鑑別します。原因に応じた適切な治療を行うとともに、必要であれば専門医療機関と迅速に連携いたします。

受診をご希望の方へ

当院の受診の流れ

1

Web予約のうえご来院ください

まずはWeb予約でご都合のよい日時をお取りください。

Web予約

2

初回の診察 — 状態の確認と検査の計画

問診・診察のうえ、必要に応じて採血・心電図・胸部レントゲンなどの基本的な検査をその場で行い、状態を確認します。緊急性が疑われる場合は、直ちに近隣の高次医療機関へご紹介します。さらに検査の追加が必要な場合は、ホルター心電図(携帯型の心電計)をお持ち帰りいただいたり、冠動脈CT検査(連携医療機関で実施)などの予約を行います。

3

2回目の受診 — 心エコーと結果のご説明

後日、心臓超音波検査(心エコー・予約制)を実施します。ホルター心電図やCTなどすべての検査結果が揃ったこの日に、結果を丁寧にご説明し、今後の方針を一緒に決めていきます。

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 当院ではセカンドオピニオン診療を行っておりません。また、すでに他の医療機関にて治療中の心疾患について、当院での相談を希望される際には必ず紹介状をお持ち頂きますよう、お願い致します。かかりつけの先生からの紹介状を持たず受診をされると、過去の経緯や検査結果などがまったくわからないところから手探りの診察となるため、当院にて正確な診断・治療を行うことは、却って困難になります。また、検査や治療が重複することにより、金銭面のみならず、患者様の身体面でも大きな負担が生じます。さらに健康保険側では、医療費の適正化の取り組みとして重複受診を行っている方の調査を行っており、患者様に個別に連絡が入るケースがあります。ご理解、ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

その他の症状については循環器内科で診る症状のページをご覧ください。

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