B型肝炎ワクチン
B型肝炎ワクチン
B型肝炎は、B型肝炎ウイルスに感染することで起こる肝臓の病気です。血液や体液を介して人へうつり、出産時の母子感染のほか、肉体的接触を伴う激しいスポーツ(コンタクトスポーツ)、医療事故(針刺し事故)、刺青・ピアスの穴開けなど、さまざまな場面で感染の可能性があります。感染後は一時的な急性肝炎で治ることもあれば、乳幼児期の感染では慢性肝炎に移行し、長い時間をかけて肝硬変や肝臓がんを発症することもあります。当院では、主に医療従事者や実習を控えた学生の方などを対象に、B型肝炎ワクチンの接種を行っています。
B型肝炎ワクチンは任意接種で、公費補助はありません(1歳未満の定期接種を除く)。免疫の確認には、接種後のHBs抗体検査もあわせて行います。抗体検査については医療従事者等向け診療のページをご覧ください。
血液や体液に触れる可能性の高い職業に従事している方(医療従事者・救急隊員・警察官・保育士・介護職員など)、これらの分野で実習・就職を予定している学生の方、コンタクトスポーツをされる方、B型肝炎ウイルスのキャリアのご家族がいる方などに、接種が推奨されます。なお、2016年からは乳幼児の定期予防接種に組み入れられています。
B型肝炎ワクチンは、合計3回の接種で免疫をつけます。1回目・その約1か月後に2回目・1回目から約6か月後に3回目、という間隔で接種します(0・1・6か月方式)。3回の接種を行うと、40歳未満では95%の方が抗体を獲得でき、その後20年以上にわたって免疫が維持されるとされています。3回の接種を終えて1〜2か月後にHBs抗体検査を行い、抗体が十分(10mIU/mL以上)であれば免疫獲得と判定され、以降の追加接種は原則として不要です。抗体が十分につかない場合は、追加の接種をご相談します。
ワクチンとは別に、「すでに感染していないか」を調べる肝炎ウイルス検査があります。文京区に住民登録のある40歳以上の方は、公費補助によりB型肝炎・C型肝炎の検査を1回に限り無料で受けられます。詳しくは各種健康診断のページをご覧ください(検査実施期間がありますのでご注意ください)。
ご来院・問診・接種
当日は問診のうえ接種します。
必要に応じて後日の抗体検査・追加接種
接種歴やワクチンの種類により、後日の抗体検査や追加接種をご案内します。
予防接種は原則として予約制です。Web予約をされた方には、詳細の打ち合わせのために当院からお電話をさせていただくことがあります。
ワクチン納入価格の変動等により、予告なく接種費用を変更させていただく場合がございます。
その他の注意事項(接種前後の注意・接種を受けられない方など)は予防接種のご案内の各種注意事項をご覧ください。