麻しん(はしか)ワクチン・抗体検査
麻しん(はしか)ワクチン・抗体検査
麻しん(はしか)は、医療の進んだ現代でも致死率0.1%に上る重い感染症です。一度かかると多くは再びかからないため「子どもの病気」という印象を持たれがちですが、免疫がない・弱まった大人もかかります。当院は文京区の指定医療機関として、麻しんの抗体検査とワクチン接種を行っています。
日本では現在、麻しんワクチンの定期接種(1歳と小学校入学前の2回接種)が行われており、新規の発症者は激減しています。ただし、過去の定期接種制度の変遷などにより、十分な免疫を持たない方がいます。
生まれたばかりの赤ちゃんはお母さんからもらった免疫で守られていますが、その効果は生後半年ほどで弱まるため、1歳で麻しんワクチンを接種するまでの間、麻しんにかかる可能性があります(1歳未満で接種しても十分な効果が得られません)。乳幼児の麻しんによる死亡率は特に高く、この時期の赤ちゃんを麻しんから守ることはとても大切です。そのため文京区では、お母さん・お父さんが麻しんの抗体を持っているか検査し、抗体の少ない方には予防接種を受けていただけるよう費用助成を行っています。なお、妊娠中に麻しんワクチンは接種できません。また、接種の1か月前から2か月後までは避妊が必要です。
麻しんの単独ワクチンは生産量が少ないため、当院ではMRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)を使用しています。単独ワクチンと比べて健康上の問題が加わることはなく、むしろ風しんの予防にもつながる利点があります。
0歳〜年中児相当のお子さんと同居している、文京区在住の20歳以上の方が対象です。抗体検査・ワクチン接種とも無料(生涯1回)で受けられます。
ただし、過去に麻しんにかかったことがある方や、麻しん(MR含む)ワクチンを2回以上接種済みの方、過去に公費補助を受けた方は対象外です。ご自身の母子手帳があれば必ずご確認ください。ご自身が公費補助の対象かどうか分からない場合は、お気軽にクリニックにお問い合わせください。
検査・接種は任意で、自治体から対象者への案内はありません。ご希望の方は当院へお越しください。お申し込みの際は、本人確認書類(運転免許証・健康保険証など)と、0歳〜年中児との同居が確認できる書類(母子手帳・健康保険証など)が必要です。
すでに免疫をお持ちの場合、接種は不要です。抗体検査をご希望の方は、医療従事者等向け診療のページもあわせてご覧ください(一般の方も検査可能です)。
ご来院・問診・接種
当日は問診のうえ接種します。
必要に応じて後日の抗体検査・追加接種
接種歴やワクチンの種類により、後日の抗体検査や追加接種をご案内します。
予防接種は原則として予約制です。Web予約をされた方には、詳細の打ち合わせのために当院からお電話をさせていただくことがあります。
ワクチン納入価格の変動等により、予告なく接種費用を変更させていただく場合がございます。
その他の注意事項(接種前後の注意・接種を受けられない方など)は予防接種のご案内の各種注意事項をご覧ください。